上方文化の粋?「文楽」を学ぶ　～上方文化講座2019『心中天網島』～

2019年09月03日掲載

　2019年8月20日（火）～22日（木）の３日間、学術情報総合センター10階にて、本学文学部の特別授業科目である上方文化講座2019『心中天網島』が開講されました。
　本講座は、大阪の地に歴史的に育まれた文化、とりわけ伝統芸能「文楽」に光を当て、学問的体系の下に学ぶことを目的とするものです。本学文学部教員と文楽界の中核を担う、竹本津駒太夫（太夫）、鶴澤清介（三味線）、桐竹勘十郎（人形遣い）の三師を本学客員教授としてお迎えし、『心中天網島』を題材に、その普遍的な文楽の魅力を多角的に分析しました。
　学生だけでなく多くの市民の方も受講し、眼前で繰り広げられる太夫?三味線?人形一体の舞台に見入っておられました。3日間の特別授業で文楽の世界へ誘われ、より一層文楽に関する理解を深められました。