大学初!歴史街道推進協議会と「日本文化体感プログラム」の連携協定を締結しました
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公立大学法人沙巴体育平台は、2019年3月20日(水)に、歴史街道推進協議会と「日本文化体感プログラム」の提供に関する連携協定を締結しました。同協議会が大学と協定書を締結するのは初めてです。
訪日外客数が増加の一途をたどるにつれ、日本への留学を希望する学生も増加していますが、日本での就職を希望する者のうち、実際に就職しているのは半数程度とされています。高度外国人材として活躍を期待される留学生に大学の課程で学ぶ基礎学力や専門知識等だけでなく、日本の歴史や文化、日本人の考え方や特性などを伝えることで、将来の幹部候補としてのビジネス感覚や日本人とのコミュニケーションスキルを養います。
外国人留学生だけでなく、日本人学生や教職員も対象とし、関西?大阪の歴史文化に関する興味を持ち、国際交流の際に日本らしさ(日本人の「心」と「技」)を伝えられる一助となることが期待されます。
「日本文化体感プログラム」とは?
歴史街道推進協議会が提供するプログラムで、観光だけでなく、事前講義?現地見学?振り返りワークショップの3部構成で、座学と体験の両面から日本の歴史文化の素晴らしさを学ぶことができます。連携協定の締結により本学は、歴史街道推進協議会が培った歴史および文化に関する知見やネットワークを活用することが可能となります。
本協定に基づくプログラムの活用例と意義
?留学生
大学間交流協定に基づく短期プログラム、日帰り研修など交流行事等の一つとして実施。本学での受入体制を強化し、関西圏での就労や帰国後の日本文化の発信を支援します。
海外の大学関係者
大学?部局間交流協定締結や表敬訪問での来学日程中に実施。トップ人材との相互理解に資するものとします。
日本人学生?教職員など
海外との交流に興味のある一般学生や大学のグローバル化を担う教職員の研修として実施。国際交流の場で誇りをもって日本の歴史文化を伝えられるようにし、グローバル意識の一層の醸成を行います。
歴史街道推進協議会について
1991年に関西の財界が中心となり設立されました。「関西各地に散在する歴史資源に新しい魅力的な切り口でスポットをあて、世界の誰からも親しまれる『日本の顔』『日本文化の体感ルート』をつくりたい」との趣旨の下、省庁?経済団体?民間企業?地方自治体など官民192の法人会員と約2,100人の個人会員による会費等により運営されています。
関西経済連合会(関経連)との関係も深く、歴代会長は関経連会長が任命されており、現会長は関経連会長の松本正義 氏、理事長が関経連副会長の角和夫 氏です。なお、「日本文化体感プログラム」は2010年から実施しています。
ご参考) 歴史街道Webサイト