平成28年度 医学部附属病院&看護学研究科連携報告会を開催しました
2月28日(火)、医学部看護学科学舎5階 多目的ホールにおいて、平成28年度沙巴体育平台医学部附属病院&看護学研究科連携報告会を開催しました。医学部附属病院看護部と看護学研究科は、看護基礎教育と臨床看護実践の円滑な連携と、それぞれの向上を目的として平成27年度から、看護部に看護教育?研究研修センターを設立し看護学研究科と協働し、人材交流を行ってきました。昨年度は1名(小児看護学領域)、今年度は8ヶ月間に2名(母性看護学領域、成人(慢性)看護学領域)の看護師が看護学研究科?看護学科の特任講師として教育研究活動をしました。
退職せずに病院看護部に軸足を置きながら、単位認定者業務を担いつつ、研究?教育実践を幅広く研修するのは全国でも珍しく、画期的な実践教育研修としても大きな意味があります。
報告会では、派遣された職員から臨床特任講師としての活動状況について報告がなされ、「今まで見えていなかった学生像を理解することが出来た」、「自身が学んだことを病棟スタッフと共有し、学生指導の充実、実習?臨床環境の整備に繋げたい」など、本取り組みが学生?教員?看護師などにとって大変意義深いものであるということが会場の参加者に伝えられました。その後も看護学研究科の受け入れ教員による講評、参加者によるディスカッションと続き、附属病院看護部?看護学研究科の関係者が今後の人材交流の在り方や活かし方について検討する大変有意義な場となりました。