経済?松本ゼミが徳島県神山町について調査研究しました
12月7日(水)に梅田サテライトで行われた三商ゼミ討論会において、経済学部松本ゼミ3年生が「地域活性化」「地方創生」の先端を行く町として有名な徳島県神山町についての調査研究報告を行いました。
松本ゼミは4月から徳島県の協力のもと、現地での調査(6月)、徳島県?神山町?本学の3点を結んだテレビ会議システムを用いての打合せなどを重ね、神山町に関する調査研究を続けてきました。
11月15日(火)?16日(水)には再び現地に赴き、現地で働く人々や神山町の創生戦略「まちを将来世代につなぐプロジェクト」を実行する一般社団法人「神山つなぐ公社」などに聞き取り調査を行いました。そのなかで、計画は住民のニーズをふまえ「実行できるプロジェクト」にこだわり策定されたこと、行政をはじめ住民?移住者?企業それぞれが神山町に関わる当事者としての自覚と責任を持ってプロジェクトに携わったこと、また、神山町だからこそ自分のしたいことを実現できたという移住者の声など、多くの現場の声を聞き、学生たちは神山町の独創的な地域づくりに触れることができました。なお、当日の様子は現地メディア(徳島新聞、朝日新聞)にも取り上げられました。
調査報告では神山町で今起きていることは「地方活性化(都会目線の地方の課題)」の先進事例にとどまらず、それを超える「地域づくり(日本共通の課題)」の先進事例であるとの発表がなされました。
三商ゼミ討論会の様子(12月7日)
神戸大学中村ゼミと本学松本ゼミ
?現地調査の様子(11月15?16日)
記念写真 神山つなぐ公社の杼谷代表理事(前列右から3番目)、
神山町職員の高橋補佐と馬場主事(前列左から2番目、3番目)