地方における採用活動についてワークショップを実施(商学部)
平成28年11月18日(金)~20日(日)の3日間、商学部のプロジェクトゼミナール(山田仁一郎教授担当)が、株式会社サイバーエージェントより人事管轄技術職採用シニアマネージャー小澤 政生(おざわ まさお)氏を招き、「地方採用に革命を起こせ」をテーマに集中ワークショップを行いました。
サイバーエージェントは「実力主義型終身雇用の確立」を目指し、さまざまな採用活動を繰り広げていますが、現在優れた地方人材を採用する新たな仕組みを模索されています。ワークショップでは、学生12人が4チームに分かれ、サイバーエージェントの社員になったつもりで採用について考えました。
まず山田教授や小澤さんより会社や採用の現状と課題の説明があり、ワークショップのルールと発表形式や評価ポイントが公開されました。学生たちは合計18時間という短い時間で解決すべき問題点を発見し、討論を繰り返しながらプレゼンテーションを練り上げ、解決策を発表。学生ならではの新しい提案、今すぐ採用活動に生かせそうな提案が飛び出し、①課題設定、②解決策の革命ポイント、③役割分担という観点から山田教授と小澤さんによる審査?講評が行われました。
今回のワークショップは、企業にとって採用がどういう意味を持つのかを、学生からの目線だけでなく、採用側の目線で考えるよい機会となりました。
※プロジェクトゼミナール???文部科学省の現代的教育ニーズ取組支援プログラム[通称現代GP](平成19年度から21年度にかけて採択)で実施していた、学生がビジネスの現場と向き合うことで「自ら課題を発見し、解決する能力を高める」教育を現在も継続して実践しているものです。
※株式会社サイバーエージェント???1998年設立。インターネット広告事業、Amebaをはじめとするメディア事業を主とする企業。マルチエントリー採用など、ユニークな採用方法で注目されています。
(株)サイバーエージェントの小澤政生氏(前列左から4人目)と山田教授(前列左から5人目)を囲んで
4つのグループに分かれ議論を重ねました
最終プレゼンの様子