第12回「居住環境デザインフォーラム」が開催されました
平成27年4月24日(金)?25日(土)の2日間、学術情報総合センター10階にて「第12回 居住環境デザインフォーラム」が開催されました。
本フォーラムは、生活科学研究科で居住環境学を学ぶ学生による学習成果の発表の場として、2004年以降、毎年開催されており4年間の教育プログラムの全体像を提示し、課題に取り組む上での目的意識を明確にすることを目的としています。
今回の全体テーマは「Think Global Design Local」で、1回生から4回生の課題、卒業制作、修士設計までの展示と発表が行われました。各学年の優秀学生も発表され、賞状が授与されました。
2日目には、シドニー大学名誉教授であり都市デザイナーのバリー?シェルトン氏による、西洋から見た日本の都市のこと、そこから考える居住環境についての記念講演を開催しました。シェルトン氏は、漢字とアルファベットの表記の違いに関する考察からはじまり、日本と西洋の都市空間を比較することで見えてくる日本文化の特徴について話されました。学生の展示作品についても熱心に読み解かれ、シェルトン賞を都市部門と建築部門の2作品に授与されました。
シェルトン賞
部門 | 受賞者/タイトル | 受賞作品 |
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建築部門 | 丹村 恵望さんによる修士設計 「柱小路の家ー木造住宅における柱グリッドによる意匠の研究及び設計への展開」 |
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都市部門 | 修士2年生 3名による提案 「自立郊外のニュータウン団地部分改修計画」 |
左から 都市部門受賞の院生3名、シェルトン氏 右から2人目 建築部門賞受賞の丹村さん