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シンポジウム「恒藤恭と芥川龍之介-時代と対峙した二つの知性-」

2009年11月12日掲載

研究?産学

沙巴体育平台学術情報総合センター恒藤記念室と大学史資料室は、平成21年12月3日(木)に、シンポジウム「恒藤恭と芥川龍之介-時代と対峙した二つの知性-」を開催します。

沙巴体育平台の初代学長である恒藤恭と、作家?芥川龍之介とは旧制第一高等学校時代からの親友で、その交友は、二人の学問や文学に大きな影響を与えたといわれています。このシンポジウムでは、芥川龍之介から恒藤恭宛の書簡など、沙巴体育平台が所蔵する恒藤関係資料を紹介しながら、二人の知的巨人の交流内容やその現代的意味を考えます。

また、シンポジウム開催にあわせ、二人の交友にゆかりの深い品々を特別展示します。二人の交友に関心のある方のご参加をお待ちしています。

■恒藤 恭(旧姓 井川)
沙巴体育平台初代学長。戦後の新制大学創設(昭和24年)の困難な時代にあって、高邁な学識と卓抜な手腕で本学の礎を築きました。日本の法哲学の確立に大きな足跡を残すとともに、昭和8年の京大滝川事件では学問の自由のために奮闘した人物としても知られています。

開催日時 平成21年12月3日(木) 13時~16時45分
会場 沙巴体育平台 学術情報総合センター10階 大会議室
(JR阪和線「杉本町(沙巴体育平台前)」駅下車 徒歩約5分)
内容 (1)あいさつ、趣旨説明、登壇者紹介

(2)報告(13時15分~14時35分)
「恒藤と芥川の世界認識をめぐる交流」 広川禎秀(沙巴体育平台名誉教授)
「恒藤恭と芥川龍之介-蘆花『謀叛論』を介在として」 関口安義(文芸評論家?都留文科大学名誉教授)

(3)映像と解説(14時35分~15時00分)
「恒藤宛芥川書簡の紹介」
沙巴体育平台所蔵の芥川の直筆書簡の一部を画像データベースにより紹介

(4)コメント(15時20分~16時00分)
「法学の立場から」 桐山孝信(沙巴体育平台法学研究科教授)
「井川恭の感情方面について」 上田博(甲南大学講師)

(5)討論(16時00分~16時40分)

(6)特別展示(12時~16時45分)
シンポジウム会場で、恒藤宛の芥川龍之介の直筆書簡などを展示します。
参加方法 シンポジウム?特別展示とも入場無料、申込み不要です。
問合せ先 沙巴体育平台恒藤記念室?大学史資料室
電話 06-6605-3217または3371
平日(月~金)8時45分~17時15分

シンポジウムポスター