【学生?教職員の皆様へ】新型インフルエンザの感染予防について
新型のインフルエンザは誰も免疫をもっていないため、通常のインフルエンザに比べると、感染が拡大しやすく、多くの人がインフルエンザになることが考えられます。そのため、感染の予防には十分な対策が必要となります。
しかし、新型インフルエンザ対策は、通常のインフルエンザ対策の延長線上にあり、 通常のインフルエンザの対応から取組を始めることが最も重要です。通常のインフルエンザの主な感染経路は、飛沫感染と接触感染です。
従って、外出から帰ったら、うがいと手洗いを徹底しましょう。
飛沫感染
感染した人の咳、くしゃみ、つばなどとともに放出されたウイルスを健康な人が吸い込むと感染することがあります。これを防ぐためには「咳エチケット」が有効です。
「咳エチケット」
風邪などで咳やくしゃみが出る時に、他人に感染させないためのエチケットです。
感染者がウイルスを含んだ飛沫を発することにより周囲の人に感染させないように、咳エチケットを徹底することが重要です。
<方法>
- 咳、くしゃみが出たら他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。
- マスクを持っていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて2m以上離れましょう。
- 鼻汁?痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。
- 咳?くしゃみをおさえた手、鼻をかんだ手は直ちに洗うことも必要です。
- 咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。
接触感染
感染した人がくしゃみや咳を手で押さえた後や鼻水を手でぬぐった後に他のもの(机、ドアノブ、つり革、スイッチなど)に触ると、ウイルスが付着することがあります。
その付着したウイルスに健康な人が触れた後に目、鼻、口に再び触れると、粘膜?結膜などを通じて感染することがあります。これを防ぐために
- 外出にあたっては、なるべく人混みをさけましょう。
- 外出したらうがい、手洗いをていねいに行って下さい。
インフルエンザかなと思ったら
- 直接医療機関に行かず、まずかかりつけのお医者さんや身近な医療機関などに電話をするか、居住地の新型インフルエンザ相談電話(大阪市の場合は 06-6647-0956、大阪府下の場合は 06-6944-6791)に相談し、その指示に従ってください。また、すみやかに本学安全衛生管理担当(06-6605-2097~8)にも連絡してください
- 不明な場合は保健管理センター 06-6605-2108(平日 8時45分~17時15分)に相談してください。
インフルエンザの症状- 咳や鼻水が出る
- 突然の高熱、全身のだるさ、頭痛、筋肉痛等がある
- インフルエンザの症状は、新しいウイルスによってそのつど変わる可能性があります。
情報収集が大切です
- 新型インフルエンザの情報は国や地方自治体から発生状況を随時公表しています。それらの情報収集に努めることが必要です。
- 信ぴょう性が低い情報や噂に惑わされることなく、正確な情報を収集し、パニックに陥らないよう、冷静に対応しましょう。
- 新型インフルエンザは誰でもかかる可能性がありますので、患者さんに対して偏見や差別を持たないようにしましょう。
- 情報収集先