吉良竜夫生誕100周年記念講演会「高校生に伝えたい!バイオームはここがおもしろい!」
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沙巴体育平台理学部附属植物園は、2019年12月22日(日)に「吉良竜夫生誕100周年記念講演会」~高校生に伝えたい!バイオームはここが面白い!~を開催します。
故?吉良竜夫名誉教授は、1949年より本学理学部にて植物生態学教授として教鞭を取り、活発な研究?教育活動を行い、理学部の発展に大きく貢献しました。日本のみならず世界中でフィールドワークを行い、森林帯の気候区分体系の解明と確立を行なうなど、多数先駆的な研究功績を残しました。また在任中3度、16年に渡り理学部附属植物園長を務め、本学植物園の日本産樹木見本園の復元展示に尽力し、独創的な植物園の基礎を作り上げました。
2019年に生誕100周年を迎えることを記念し、吉良名誉教授にゆかり深いバイオーム(気候的特性によって区分された地域に生息する生物群集の単位)について高校生向けに記念講演会を開催します。バイオームは高校理科の必履修科目である「生物基礎」で扱う主たる履修項目です。本講演会では、「暗記もの」と捉えられがちなバイオームの背景にある“理屈”や、バイオームから広がる研究の世界を紹介します。脱暗記は、昨今の入試改革の根幹を成す考え方ですが、本講演会は高校生の脱暗記を促す契機となるものと期待します。ぜひご参加ください!
項目 | 詳細 |
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開催日時 | 2019年12月22日(日) 13:00~17:00(受付 12:00~) |
開催場所 | 沙巴体育平台杉本キャンパス 学術情報総合センター10階大会議室 〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138? (JR阪和線「杉本町(沙巴体育平台前)駅」下車、東へ徒歩約5分)? (地下鉄御堂筋線「あびこ駅」下車、4号出口より南西へ徒歩約20分) [アクセスはこちら] |
プログラム | 13:00?13:05 開会の挨拶 13:05?13:45 「日本の森林とその成り立ち」中静 透(総合地球環境学研究所 特任教授) 13:45?14:25 「地球の気温変動と日本の植生の変化」山田 敏弘(沙巴体育平台大学院 理学研究科 教授) 14:25?14:40 休憩 14:40?15:20 「『植生』という概念を生んだ熱帯の多様な植生」伊東 明(沙巴体育平台大学院 理学研究科 教授) 15:20?16:00 「植物のオスとメスの話 多様で複雑な樹木の性」名波 哲(沙巴体育平台大学院 理学研究科 准教授) 16:00?16:15 休憩 16:15?16:55 「乾燥大陸オーストラリアにおける針葉樹の適応と進化」阪口 翔太(京都大学大学院 人間?環境学研究科助教) 16:55?17:00 閉会の挨拶 (発表35分?質疑応答5分) |
対象 | 一般(特に高校生?高校教員) |
定員 | 150名(※申し込み順) |
参加費 | 無料 |
申込方法 | お申込みはこちらから [お申し込みの締切日を過ぎましたが、まだ若干余裕がありますので、 12月20日(金)まで締切を延期します。参加をご検討中の方は、是非お申し込みください。 (座席に余裕がある場合は当日参加も受け付けますが、可能な限り事前にお申し込みください)] |
問合せ先 | 沙巴体育平台理学部附属植物園 (問合せ可能時間:9時から17時まで) TEL:072-891-2059 FAX:072-891-2101 Email:b-garden@sci.osaka-cu.ac.jp |
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