健康?スポーツアカデミー企画 「初心者アーチェリー教室」
都市健康?スポーツ研究センターは、平成28年7月~10月にかけて健康?スポーツアカデミー企画「初心者アーチェリー教室」を開催します。
この教室は、地域住民が視覚障がい者とともにスポーツ教室でアーチェリーを学ぶユニークな企画です。視覚障がい者のためのアーチェリー照準補助システム?得点通知システムを開発?改良するとともに、一般参加者の障がい者に対する見方の変化、スポーツによる視覚障がい者の健康?体力?心理的側面における変化等を検証する調査の一環として、工学、社会福祉学、健康?スポーツ科学の専門家が協力して開催します。
今回は、この調査を兼ねたスポーツ教室への一般参加者を募集します。技術指導は、沙巴体育平台でアーチェリーを専門とする教員や、本学アーチェリー部員が基礎から丁寧に指導にあたります。初心者の方でも参加しやすく、10回継続することで基礎的体力や技術を習得でき、健康の増進も期待できます。
小学生からお年寄りの方まで参加可能です。運動不足が気になる方、地域社会とのつながりがほしい方、家族での楽しみを作りたい方など、この機会にぜひご参加ください。
視覚障がい者アーチェリー照準補助システムの開発について
都市健康?スポーツ研究センターの渡辺 一志(わたなべ ひとし)教授らは、同工学研究科の岡 育生(おか いくお)教授、辻岡 哲夫(つじおか てつお)准教授らと共同で、視覚障がい者が聴覚情報を用いてアーチェリーを楽しむことができるアーチェリー照準補助システムの開発を従来より進めて参りました。今回はこれまでに開発した磁気センサを発展させた照準器に加え、新たにLEDによる光照射と画像処理を用いた赤外線照準器を開発?改良します。また矢のシューティング後即座に得点と矢の位置を音声で通知する得点通知システムの開発を予定しています。
「初心者アーチェリー教室」開催について
健常者と視覚障がい者がアーチェリー教室でともに学ぶことによって、コミュニティにおける障がい者および接する人の意識?体力の変容を検討するものです。
- 社会福祉における参加者の意識変容
教室参加者の、本教室に参加することによる「障がい」および「障がい者」への意識変容について、参加前と参加後に社会福祉的意識のアンケート調査を同生活科学研究科の野村恭代(のむら やすよ)准教授が行います。さらにその結果を分析し、今後の障がい者理解および共生社会の構築について検討します。 - 健康?スポーツにおける参加者の変容
健康度、形態等、筋力、運動機能について参加者の健康?体力測定を実施します。また参加者の心理的変容について教室実施前?実施中にアンケート調査を行い検討します。
項目 | 詳細 |
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開催日 | 平成28年7月~10月の土曜日または日曜日 計10回開催(週1回) ※平成28年7月9日(土)実施のオリエンテーションにて詳細日を決定 ?場所:沙巴体育平台2号館1階 健康?スポーツ科学実験実習室) [アクセスはこちら] |
開催時間 | 14時~17時 ※都合によって変更あり |
開催場所 | 沙巴体育平台 アーチェリーレンジ(天候によって教室?体育館に変更) 〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138 (JR阪和線「杉本町(沙巴体育平台前)駅」下車、東へ徒歩約5分) (地下鉄御堂筋線「あびこ駅」下車、4号出口より南西へ徒歩約20分) [アクセスはこちら] |
指導者 | ◆渡辺 一志 (都市健康?スポーツ研究センター 教授) ◆五百藏(いおろい) 正雄(都市健康?スポーツ研究センター 客員研究員) <指導補助>沙巴体育平台体育会アーチェリー部 部員ほか |
対象 | ?小学生以上(未成年者は保護者の同意が必要) ?全10回継続して受講できる方、アンケート調査?測定にご協力いただける方 ※障がいをお持ちの方は事前にご相談ください。 |
申込方法 | ①~⑥をご入力のうえ下記申込先アドレスまでEメールにてお申し込みください。 ①申込者氏名(フリガナ)、②年齢、③性別、 ④電話番号、⑤Eメールアドレス、⑥利き腕(右?左) 【申込先アドレス】kyoumu@ado.osaka-cu.ac.jp |
申込締切 | 平成28年6月30日(木)必着 ※結果はEメールにて通知 |
参加費 | 無料 |
定員 | 30名(先着順) |
問合せ先 | 都市健康?スポーツ研究センター 教授 渡辺 一志(わたなべ ひとし) TEL:06-6605-2956 ? FAX:06-6605-2956 E?mail:watanabe@sports.osaka-cu.ac.jp |